整骨院院長のお役立ちブログ｜マッサージ鍼灸院・接骨院 孝心

マッサージ鍼灸院・接骨院

孝心　院長の鈴井です。


今回は、

「股関節の痛み」の症例紹介です。






少し長くなりますが、

お付き合いください。



股関節（鼠径部）の痛みは

様々な原因があります。

過去記事のようなものや、






鼠径ヘルニア、

尿管結石や婦人科疾患、

鼠径リンパ節の腫れなど内科的な疾患もあり、

「関節や筋肉の問題なのか」

「その他の疾患なのか」

を鑑別する必要があります。


また、整形外科での注射が有効である

石灰沈着性股関節炎も少なくありません。


ですので、

痛くなった原因や既往症の有無、

健康診断の結果なども

お聞きして判断材料にします。

とくに、「安静時の痛み・自発痛」は

内科的疾患や激しい炎症を

疑わせる症状ですので、

必ず確認しています。


そして、

今回の患者様ですが

徒手検査や触察なども行って

慎重に判断した結果は・・・、

「股関節とその周囲の筋肉などの問題」

でした。


ただし、症状が強く、

上記のような疾患も

完全には否定できませんので

悪化したり、違う症状が出現したら

「すぐに連絡を！」とお伝えしました。


施術内容は、

①酒マッサージ法や筋膜リリースで○○筋を中心に緩める

②○○筋を促通、○○筋は抑制

③股関節と骨盤、腰椎、頸椎を調整

④針治療

⑤ハイボルテージ、立体動態波

⑥３DMENZ（こちらをご参考に）

を行いました。


その数日後・・・

最初の痛みが「10」だとすれば「１」まで回復したとのこと。

笑顔になった患者さまの姿に

私も「ホッ」としました。

そして前回同様の施術を行い、

ストレッチやトレーニング、

日常生活での注意点を指導いたしました。



今回の患者様は順調に回復されましたが、

股関節の不調の場合には、

生まれ持った関節の「弱さ」

が関わっているケースがほとんどで、

激しい痛みは治まった後も

慢性的に痛みが継続する場合も少なくありません。

また、年齢を重ねるにつれて、

悪化する可能性もありますので、

ストレッチやトレーニングは必須です。


ストレッチやトレーニングは

シンプルで難しくはありません。

まだまだやれることはあります。



お悩みの方は・・・

当院で初めにご相談されるのもいいですし、

病院で診断を受けてからでもいいでしょう。

どうぞ、お気軽に。

ご予約はこちらから
０５３－４５１－４５２３
まで