「外反母趾手術後の拘縮」施術例紹介です。

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マッサージ鍼灸院・接骨院 孝心

院長の鈴井です。


今回の症例紹介は・・・・

「外反母趾手術後の拘縮」の

施術例のご紹介です。

『右足の親指を2か月前に手術。

痛みは強くないが

親指が曲がらないので歩けない』

と相談を受けました。


患者様の状態は

母趾の付け根が固まっている状態

でした。

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手術をした病院ではリハビリがないようで、

自分で動かすよう指示を受けていたようです。

「もっと早くからリハビリを行っていればなあ」

と思いましたが仕方ありません。


『時間はかかりますが、二人で頑張りましょう!』

と、施術を開始しました。


初めにホットパックで表層を、

そして深部を超音波治療器で温めます。

冷めたお肉が温めると柔らかくなるように、

人体も同じで筋肉や靭帯が柔らかくなります。

施術の前の『下ごしらえ』といった感じです。


その後は足底腱膜を中心に

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筋肉や腱、靭帯を細かいところまで徹底的にほぐします。

そして、モビライゼーションで

関節を潤滑させて、

「滑り運動」や「転がり運動」を改善させます。

『マッサージやモビライゼーション』=『各部の触察』なので

全体をほぐし終わるころには

MRIやCTような深部まで含む

立体的な画像のイメージが

私の頭の中で完成します。


硬くなっていると感じたのが図示した部分で

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中でものところが特に硬い部位でした。

正常な可動域は屈曲35°、伸展60°なのですが、

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ほんの少し動く程度した。

施術後は少しだけ可動域が改善したので

「まだまだ回復できるぞ!」と感じました。


『エンドフィール』といって

最大可動域での抵抗感で、

その原因が

「軟部組織によるのも」なのか

「骨によるもの」なのか

を判断するのですが、

はじめは

「骨によるものかな?」

と感じたくらいでしたが、

施術後には弾力が感じられました。


最後に、

ご自分で行うストレッチやセルフマッサージを指導して

第一回目の施術は終了しました。


魔法のような治療法はないので、

時間をかけて治すしか道はありません。

今後も患者様と二人三脚で力を合わせて

改善に向けて頑張る必要がありそうです。


以上、「外反母趾手術後の拘縮」の

症例紹介でした。

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